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中部大学の武田邦彦氏のブログ 知の侮辱(7)・・・野菜と健康 に関する「知の偽装」に関するブログの投稿内容にいくつかの誤りが有りますのでご指摘いたします。 前提として、武田氏は野菜関連の栄養学的知識や摂取に対する野菜の効用など、科学者として正しく認識できていません。つまり野菜に関する基礎的知識や摂取による効用、臨床的所見などの見識が皆無に等しいと考えざるをえません。 このような検証も踏まえず、唯我独善的井戸端論で、学生や大衆を誤った方向に煽動する行為は科学者としてあるまじき最低の行為といえます。 前後しますが、ブログのなかで、「 福島の被曝の問題が出てくると日本の医療関係者、特に国立のガン研究所の医師たちは一斉に「被曝はたいしたことはない。それより野菜の不足の方が発がんには危険だ」と奇妙なことを言い出したとブログで述べています。 奇妙なことを言い出したとありますが? 果たしてそうでしょうか 野菜を取ればガンに効くなど、少なくとも、ガン研究者や他の分野の科学者においても、誰一人、存在しないと考えられます。コメントするのも憚れるほど次元の低い内容です。 医療研究者が野菜の摂取を奨励している根拠は、野菜の栄養価とその効用によって体にかかる負荷、つまりストレスを軽減させて、体の免疫系を正常に保持しようと言っているのです。 例えば、野菜の食物繊維は放射能に汚染された食物に含まれる有毒な放射性物質を包合させたり、便秘により腸内に長く滞留させずに、速やかに体外に排泄する効果に着目しているからなのです。 氏は人間は雑食性の動物で、草食動物ではない人間は草は消化できないと述べています、動物の体は「数万年間の環境の中でもっとも適切な防御系になっている」と決めつけています。そうであるならば、食物飢饉の時に人類はとうの昔に滅亡していました。 コメ、麦、イモ、豆、リンゴのような「実(種)」は主食や副食として積極的に食べてきましたと述べていますが、これらの食物は生産性および嗜好に適するように品種改良されてきたものであり、現代の栄養学的分類はともかく、野草の範疇にあり、立派に野菜なのです。 ライオンなどの肉食動物も消化不良を起こしたときに草を食べる習慣があります、またネコも消化不良を起こすと草を食べる光景を日常よく観察されますし、犬は人糞を好んで食べます、つまり食物繊維を多く含んだ野菜の発酵物を必要としているからです。野菜は代謝調節に欠かせない栄養価に富んだ食物なのです。 この方は、本当に科学者なのでしょうか? 科学者としての観察眼、物事に対する真摯な視点が全く感じられません。 「知の初歩的制限」「知の偽装」と言う、ご立派なタイトルは貴殿にそっくり返上いたします。 株式会社ライラック研究所 研究所長 平岩節 |
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